こんにちは、宮本歯科医院です
10月8日(木)、当院の院内歯科技工士を対象とした勉強会を開催しました
講師には、日本臨床歯科CAD/CAM学会 認定指導技工士の濵崎順一先生を顧問技工士としてお招きしました
外部の先生をお招きして技工部が指導を受けるのは、今回が初めてのこと
スタッフにとって、とても大きな刺激となる一日になりました

そもそも「歯科技工士」ってどんな仕事?
歯科技工士は、歯科医師の指示のもとで、患者さまのお口に入る
- かぶせ物(歯全体を覆うもの)
- つめ物(歯の一部を補うもの)
- 入れ歯
などを製作する専門職です。
多くの歯科医院では、こうした製作物を外部の技工所に依頼していますが、当院には医院の中に技工室があり、技工士が院内で製作を行っています(これを「院内技工」といいます)
院内技工のうれしいポイント
- 歯科医師と技工士がすぐ近くで直接相談しながら作れる
- 患者さまの歯の色や形を、技工士が実際に確認しやすい
- 調整や修正が必要なときも、スムーズに対応しやすい
午前の部:まずは「基礎」をしっかり学び直し
午前中は座学からスタートしました
最近の技工は、コンピューターを使って設計・製作する「デジタル技工」が主流になりつつあります
今回は、その基礎となる知識を改めて学びました
学んだ主な内容
- デジタル技工の基本的な知識
- 3Dプリンターの基礎 歯の模型などを、データから立体的に作り出す機械です
- インラボ(inLab)の基本的な考え方 保険診療の白い被せ物・詰め物から、自費診療で扱うe.max(イーマックス)やジルコニアといった見た目が自然で丈夫な素材まで、コンピューターで設計して製作するシステムです
- 被せ物の外側の形づくりに関する考え方
「なんとなく使えている」ではなく、「なぜそうするのか」を理解することの大切さを再確認する、貴重な時間となりました
午後の部:実際の機械を使った実践指導
午後からは、実際の症例や機器を使いながら、より実践的な指導をしていただきました
特に印象に残ったポイント
① 「仕上げ」まで見据えた設計が大切
デジタルでの設計では、最後の「磨き上げ(研磨)」の工程まで考えたうえで形を作ることが、とても重要だと教わりました
ここが丁寧にできているかどうかで、お口に入れたときのなじみやすさや美しさが変わってきます
② 技工士みんなで「同じ基準」を持つこと
当院には複数の技工士が在籍しています
だからこそ、設計から磨き上げまでの考え方の基準をそろえて共有することで、誰が担当しても安定した品質のかぶせ物・つめ物をお届けできる——そんなご助言をいただきました
③ 機械やソフトの「使い分け」
お口の中をスキャンする機器と連動した設計ソフトを使い、削り出し(ミリング)でかぶせ物を作る際のコツや、インラボとの使い分けについてもご指導いただきました
それぞれの得意分野を理解して使い分けることで、より精度の高い製作につながります
勉強会を終えて
技工士全員で同じ知識を学び、技術を共有することの大切さを、改めて実感しました
今回学んだことを日々の診療・技工にしっかり活かし、より良いかぶせ物・つめ物を患者さまにお届けできるよう、これからも技工部一同、協力し合いながら技術向上に努めてまいります
濵崎先生、この度は貴重なご指導をありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
かぶせ物・つめ物のこと、お気軽にご相談ください
- 「昔入れた銀歯が気になる」
- 「かぶせ物が取れそう・合わない気がする」
- 「白くて自然な歯にしたい」
このようなお悩みはありませんか?
当院では、歯科医師と院内の技工士が連携しながら、お一人おひとりに合ったかぶせ物・つめ物をご提案しています
また、せっかく作ったかぶせ物・つめ物を長持ちさせるためには、定期検診でのチェックとお手入れがとても大切です
「しばらく歯医者さんに行っていないな…」という方も、ぜひこの機会に定期検診にお越しください
ご質問やご相談だけでも大歓迎です。スタッフ一同、お待ちしております